色とパターンをこよなく愛するデザイナー、エーヴァ・ダーヴィドソンの『衣装』と題した展覧会が、ストックホルムで開催されました。
ダーラナ地方の民族衣裳が特に好きなエーヴァは、伝統的な民族衣裳のデザインをベースに、自分なりの色やテクニックを加えて、新しい衣裳をデザインしました。
衣装に使われている主なテクニックは、日本の皆様にもおなじみの絞り、そしてかぎ針編みや刺繍。絞りのテクニックも、自由な素材選びや色の選択でこれほどまでに印象が変わるとは本当に驚きです。
心憎いまでのディーテールへのこだわりや配色、格子模様・縞模様・花柄など、モダンで清潔感ある彼女のデザインに大きな感動をおぼえました。