一人でも家族みんなでも楽しめる冬の湖

自宅から自転車でビューンと7〜8分ほど飛ばして、湖に飛び込んだあの暑い夏の日はそんな昔ではなかったような気がするのですが、今は窓から外を見るとブルブルッ！とっても寒そうで表に出たくない。でも家の前を、リュックサックをしょった夫婦や家族がいそいそ出掛けて行きます。

出掛ける先は、夏にドボンと飛び込んだあの湖。湖面には十分厚い氷がはり、スケートのシーズン到来です。スケート靴を履けば、目の前に広がる限りない空間の中へと飛び出して行けます。

小さい子供のいるお父さんやお母さんは、ベビーカーを押して颯爽と氷上を飛ばします。スケート靴が履ける子供達は、最初は恐る恐るお父さんに背中を支えてもらって氷の上に出て、スケートにチャレンジ。

お腹がすいたら、リュックサックに入れておいたホットチョコレートを飲んだり、サンドイッチを食べて一息つきます。

湖上でいま多くの人たちが使っているスケート靴は、刃の長さが50㎝前後のもの。最近は、ブーツを固定するビンディングがついているものもあって、スケート靴も進化しています。