ストックホルムから列車で北西へ約３時間行ったダーラナ地方のインション駅の脇に、古い駅舎を改装したテリブル・ツインズ社の工房があります。
スウェーデン人の心の故郷として多くの人々から愛されているダーラナ地方には、スウェーデンの伝統手工芸がまだまだ沢山残っています。
テリブル・ツインズ社は様々な色の麻布を使って製品を作っていますが、ベースカラーは２５色。更にお客様の特別注文を受けて微妙な色出しもしていると言いますから、色数は限り無しといった感じです。
多色の麻布を揃えているのには、理由があります。テリブル・ツインズ社を経営するカーリンさん＆サーラさん姉妹のコンセプトとして「お花屋さんに行った時に、様々な色の花の中から自分の好きな色の花が選べるように、麻布も花のように沢山の色の中から自分の好きな色をお客様に選んで頂きたい！」という思いがあるそうです。
カーリンさん＆サーラさんは、織物や編み物が大好きなおばあさんとお母さんのもとで育ちました。彼女達自身も小さい頃から手芸や草木染めが大好きで、手作りの温もりを感じながら育ってきました。
ですから彼女達の製品への思いも特別で、色染めも縫製も自分たちの目でしっかり確かめられるスウェーデン国内でしています。実際、縫製はこの工房内で行われていました。
そしてもう一つ大事な彼女達のコンセプトというのが、環境に優しい素材を使っての製品作りです。製品の素材を選択する時は、特に環境のことを考えて選ぶそうです。
テリブル・ツインズ社のエコバッグが、いま『北欧Nordicshop』の新商品コーナーで
お買い求めになれます。色は人気のブルーとラベンダーの２色。是非、ご覧下さい。
www.mg-nordic.jp
