オステルヨートランド羊毛紡績工房 ②

羊毛紡績工房の二階にあるショップには、様々な色の毛糸が詰まった棚があります。これらの毛糸を見ていると、まるで絵の具のパレットを見ているよう。単色の毛糸もあれば、色をミックスしたキャラメル系の毛糸もあります。毛糸の色をかえなくても自然に色が変化していくこのキャラメル系の毛糸で編んでいると、気分が楽しくなるから不思議です。

羊毛は本当に素晴らしい天然素材！縮れた繊維のお蔭で、空気を沢山含んで冷たい空気を遮断してくれますし、濡れた状態でも保温し水をはじくという特性を持っています。この羊毛紡績工房が紡いでいる毛糸にはフィン羊の羊毛が使われているため、毛糸独特のチクチク感が無く、赤ちゃんの肌にも優しいのです。

寒くなってから慌てなくてすむように、ミトンを編み始めました。日が短く寒い晩秋になっても、楽しい色のニット類があれば気分も明るくなります。私は特にブルー系とグリーン系が好きなのですが、これらの好きな色だけを混ぜた『Sonoko』という名前の毛糸を以前ボリエが作ってくれました。この毛糸でベレー帽子やリストウォーマーなどを編みましたが、今は紫色に興味津々！ミトンが編み上がったら、花柄の刺繍を刺してフォークロア調に仕上げたいと思っていますが、さてどうなることやら。

オステルヨートランド羊毛紡績工房の羊柄ブランケット4色が、いま『北欧Nordicshop』新商品コーナーでお買い求めになれます。

https://www.mg-nordic.jp/products/list.php?category_id=33